モナムール京都
主に京都で活動する演劇人・川渕幸治郎の今を手前味噌でお届けする雑録ウェブログです。
イラストレーション:五藤七瑛(演劇集団Q)

Next Works

【出演・制作】
ピンク地底人プロデュース
『SALLY SINAMON』
作・演出:林家蔵之介(ピンク地底人3号)
2008年1月11日(金)~13日(日)
京都市東山青少年活動センター創造活動室

2007年春に引き続いてピンク地底人プロデュースに出演します。ここの作家・林家くんはこの一年で、僕がイチオシする作家さんです。また一緒にできるのは嬉しいことです。



Profile

川渕幸治郎

Author:川渕幸治郎
京都にてフリーの役者として活動。WEBデザイン・グラフィックデザインも手がける。
下のコンテンツは一部準備中です。少々お待ちください。



詳しいプロフィール紹介。
ご依頼の要綱もこちらに。
3/9更新!


生い立ち及び芝居歴。
準備中。


デザイン関連の作品集。
第三回アップ。


ご連絡はこちらに。
(メーラーが起動します。
ご注意ください)



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しばらくお休みします
突然ですが、一身上の都合により、
しばらく本ブログを休止することにいたしました。

多分そんなに長くはならないと思うんですけども、
ちょっとまだ復帰はいつだと明言できない
感じですので。決まったらお知らせしますね。

まあお正月くらいにちょこちょこ書いたりは
あるかもしれませんが、しばらく頻繁に更新
されることはないかと思われます。

せっかく読者さんも増えているところなのに
誠に申し訳ありません。

もちろんそのまま自然消滅…という気は
さらさらありませんのでご期待のうえ
お待ちくださいませ。

それでは皆さま、良いお年を。

川渕幸治郎
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ASSASSIN終了でーす
20061225174052
劇団HOMURA旗揚公演『ASSASSIN』、只今劇場の
片付けも終え、全日程終了、解散。
昨夜は徹夜で打ち上げであった。
ご来場の皆さま、ありがとうございました。
そしてメリークリスマス。

失われたクリスマスを取り戻すべく、白髭
親父の揚げ鶏屋で夕食中。勿論独りである。

クリスマスはおとなしくキリストと、彼を人の
世に遣わしたもうた神に祈りと感謝を
捧げ、隣人とそれを分かち合う日なのだ。

負け惜しみじゃないやい。

いかがでしたでしょうか。
久々の直球ど真ん中のドエンタメ芝居でした。個人的にも素敵な出会いと再会に彩られた素敵なステージとなりました。

娑婆に戻って気づけば年の瀬。とりあえず
今晩は休息にあてるとしよう。

明日からまた次の公演の稽古が始まる。
台本覚えなきゃ…



初日の幕があきました
細かく携帯で更新!
今までにない展開である。

多少メイクが濃い上に髪が逆立っているが
構わず近くのファミマにお買いものに。

1ステージ目の入りは上々。
夜もたくさんの方がいらっしゃることを
願います。

行ってきまーす。


初日の楽屋にて。
20061222090254
起きてるかい兄さん。朝だぜ初日だぜ。

寝ぐせ立ててる場合じゃないよ?

アーユーレディ?



逆境。
逆境。まさに逆境のホールだ。
だが逆境はチャンスでもある。
そう偉大なマンガ家が言った。

明後日はいよいよ初日。
一休みして、明日も頑張ります。

実に短い上に全く面白みのない
文章。すいません。


寒い…
20061219094032
諸処の都合により、本日は13時入り。

だが。

僕と嵯峨氏、湯田さん、三好くんの四人は
一足二足早く会場前にて、照明機材の
到着を待つ。

なぜ四人もいるのかって?寂しいからに
決まっているではないか。

寒いですよ。ええ。もう。



衝動買い
20061218174559
といっても134円だけどね!

ホットウーロン茶についてたチャイナ
ドレス型巾着。ついこの手のオマケに
手が伸びる。

すぐにゴミになっちゃうのにね。
さあホール前最後の稽古だ。

行ってきます。

今公演、川渕のみどころはリンクしている
嵯峨シモン氏のブログで語り尽くして
いただいてしまいました。

要チェック!



本番前最後のバイト
20061218025642
雨が降って客足は遠く。

写真は防犯カメラ。バックヤードも映っているね。
これ写したことを本部が知ったらクビですな。

カメラを構える川渕も端に映っている。
いつも思うが自分を横から見るのはおかしな
ものだ。

姿勢が悪い!しゃんとせい!

…早く終わらないかな。



ホール二日前の大回転
ホールも目前に迫り、書き溜めた記事は
いよいよ一週間弱で底をつく。

相変わらず、寒く、曇った天気が多い日々。

この一週間は、自室ではpizzicato five漬け
だった。もう先に書いた2タイトルを起きては
聴き、台本を読んでは聴き、眠る前には聴き。
稽古に出ると逆にヘビメタ漬けなので
バランスはとってもいいのかも。

ファンタジー+アクションアクションな芝居なので
かかっている曲はもっぱら嵯峨シモンコレクションの
中からのセレクトが多いわけであります。
アドレナリン爆発って感じであります。

今日は朝から稽古。さらに晩はホール前に済ませる
べき仕事を全て片付け、本番前最後のバイトを
終わらせ、がっつり芝居に集中する環境を
作り出す。あ、公共料金を払わなければ。

終わるのかな…
社長、もう少し待ってくだせえ(業務連絡)。

一件仕事が終わる。北山にある居酒屋「がってん」さんの
メニューデザイン。お店のロゴも過去に作製した。
とってもリーズナブルなお店なので、是非北山に
おいでの際はご利用ください。忘年会・新年会にも。


流行と、ミラノあるいはパリの地下宮殿について
最近毎日ブログをつけているが、実は12日から
ある程度書き溜めたものを一日ごとに公開して
いるのだ。だからこれも、先取りして15日夕方に
書いている。

お父さんお母さん、ブログ書いてます。
僕はすっかり元気です。

お父さんお母さんは僕のブログは勿論読んで
ないけど。

◆ ◆ ◆

誰が言ったか忘れたが、印象的な言葉があって。
作家さんだったかが何かに書いてたものだけど。

「どうでもいいことは流行りにのっかっていればよい。
自分がこだわりたいものの流行りにはのってはいけない」

正確ではないが、そんな大意だった。かっこいいね。

僕の中では服飾などは基本的に大したことではないので
あって、したがって流行にのってみようと思うのだが、
流行にのるにも大いにお金と体力を使う。

しかしまあ流行のベースラインくらいは知っておこうと
ウインドウショッピングのつもりでファッション誌を
買う。まあよく読んでるのは結局メインコンテンツより
おまけ的な映画やCDのレビュー記事だったり、星占い
だったりするわけだけど。

今年の冬はミリタリー由来のファッションとアウトドア
ファッションが流行りらしい。どちらも機能性ありきの
無骨な分野の服だが、これを小さめ、細めのサイズで
きれいめに着るのが「気分」らしい。

ファッション誌には最近よく「気分」という言葉が
出てくる。「○○に××をあえて合わすのが気分ですね」
みたいな感じに。その通り流行というものはまさに人間の
気分のごとくうつろうものだからたまらない。

ボトムスは激細のスキニータイプが流行りだが、
あれはブーツと合わせるのが前提であって、ブーツを
脱いで畳に上がったりすると結構貧相になるのが
つらいところである。第一僕はブーツなど持ってないので
結局流行りにのるのは諦めて、フレアーパンツやら
ブーツカットで毎日過ごしているけれど。

春は一転、ゆったりめのものが流行りだすと書いて
あった。ご丁寧に先の先まで流行するものは
決まっているのだ。

では、果たして誰が服飾の流行を決めているのだ。

流行の色は2年分くらいを先取りして決められている。
そういう機関があると聞いたことがある。
ファッションも似たようなものなのだろう。

流行を決めている人たちって、どんな人たちなんだろう。
絶対にまっとうな神経の人間じゃない。


きっとミラノだかパリだかの地下に掘られたシェルターの
ごとき地下大宮殿みたいなところで、老人が7、8人、
ある者は愛猫をくすぐりながら、あるものは金髪美女を
抱きながら、またあるものは一般人にはとても手に入ら
ないような極上のスコッチと極上の葉巻を楽しみながら、
または我々が思いもつかないような悪趣味な楽しみに
興じながら(彼らはもうこの世に存在するあらゆる
刺激的な遊びを楽しみ尽くしてしまったのだ)、

「愚民どもの楽しみは全て我々が作っておるのだ」

などと思い上がったことをフォホホとぬかし毎夜
ぼそぼそと会議を行う。勿論燭台の並んだ円卓を囲みながら。
きっと彼らの前にはブッシュ氏だろうが安倍氏だろうが
台所のネズミも同然なのだ。そう、世界を動かしているのは
彼らなのである。


そこまで僕は妄想して、手元の雑誌をぱたりと閉じる。
ちょっとメンズノンノ一冊からそこまで愉快に空想できる
人はそうはいるまいて。ていうかくだらない空想している
ヒマがあったら今日のコーディネイトを考えろ、と。

勝手に得意になってピチカートの『戦争は終わった』を
口笛で吹きつつ今日も稽古場に向かう。


大詰めです
なんだかピチカート関連の記事が続いてしまって、
もはや何者のブログなのか分からない状態に
なりつつあるので自己紹介しなおします。

川渕幸治郎。京都のアマチュア役者です。

と現実に戻ってきたところでもう本番まで
一週間。ホール入りは目前である。

最近、珈琲世代という企画に参加していた
鍋田幸治さんと延命聡子さんが合流。
急ピッチでシーンを作っている。

このお二人、全然端役ではなくてね。
僕はどちらともがっつり絡むので自然
これからフル稼働である。どちらも
経験豊富な役者さんなので、比較的
安心してやっている。

ホール入りまでに済ませねばならない
デザイン・WEB関連仕事があと二件…。
なんとかこなして余裕の年末年始を!


pizzicato five I love you
20061214081024.jpg

早速借りてきた小西康陽自身による
pizzicato fiveベスト盤。

先の記事に書いたpizzicato five、というか
小西氏自身の内臓をさらしたが如き神経のすみずみに
まで行き渡るような静かな名曲集。

アコースティックなリミックス(再アレンジ)を
多数含んでいる。
音遊びの要素はほとんど見られず、ストレートな
アレンジでpizzicato fiveを楽しめる。

もう先の記事で大抵のことは語ったので言うことは
あまりない。これこそがpizzicato fiveの中核。
小西詩作の真髄。

一人で部屋で聞くのがいいだろう。

不意に、酔っ払った、曇った朝に聴いて涙が出た。
色々なことと、今の自分のことを思い返して。
酔っ払った勢いだけで、というわけでもあるまい。

買うね。これは。


pizzicato five we love you、そして小西論
pizzicato.jpg

半年ほど前に記事にしたpizzicato five
(以下ピチカートと表記)の新作ベストの
うち一枚をビデオインアメリカで発見し
(最近CDの大量入荷があったのだ)、
ようやく聴くことができた。

ピチカートからは様々なベスト盤が
発表されているが、今回はピチカート・マニア
代表としてレコード・ショップ"Moodsville"の
ディレクターでありDJなどで活躍している
平林伸一氏が選曲したもの。

したがってシングル曲が少なめでマニアックな
趣が強い。僕も言うほど多くのレコードを
聴いたわけではないので、知らない曲が半数を
占めていて興味深かった。

あくまで「キャッチ-でポップ」なピチカートの
面を強調した作りで、何も考えず聴けて踊れる
(自室で踊ってるわけではないですよ念のため)
ライトな一枚。素晴らしい。

M17 『クエスチョンズ』がお気に入り。
極上のポップ・チューン。

ピチカートの音作りの大半を担っていた小西康陽氏に
ついて最近思うのは、彼の曲にはちゃんと魂が
こもっているんだなあということ。

どちらかというと「音で遊ぶ」傾向の強い
ミュージシャンであり、あまりにあざとく映る
その楽曲が好かないという人は多い。
彼は自分の手がけるユニット以外にも数多くの楽曲・
編曲・リミックスを提供しているのであるが、
それがことに評判が悪い。それはその「音をもて
あそぶ」感覚と「こうやったら君たちはお洒落で
かっこいいと思うんでしょ」的な欺瞞の匂いが
感じられるからではなかろうか。

そういう向きは否定しないし、退屈なミックスも
あるにはある。一部のマニアのように神だ、とは
僕は言えない。

が、彼はあくまで大量生産・大量消費されるポップ
メイカーであり、そこを弁えて確信犯的に
自分の得意分野たる「音遊び」の刀でもって
ふりかかってくる仕事を千人切りしているのだ。
その姿は長い時間をかけて渾身の一滴のごとき
作品を送り出す職人肌のミュージシャンとは
ほど遠い(日本人は職人肌がとにかく好きだ)が、
プロとして素晴らしい仕事っぷりだと思うのだが。

しかしそれは彼の一面に過ぎない。いわば表の顔である。

特に自らのユニットにおいて、また特に詩作に関して、
彼はときどき自分の内臓をさらけだすような作品を
作る。これが僕が彼を評価する所以だ。

きらびやかで技巧的な要素をごてごてと
着けまくった衣装の下に垣間見える
人間らしく温かい魂。それがこのグループの
何よりの面白みではなかろうか。

来週はホールのお供に小西康陽氏の選曲による
"pizzicato five I love you"(本作の姉妹盤)
を借りて聴く予定。


ゲッティング・ベター。
今日はステキな喫茶店を発見して気分上々である。
最近できた店。外見はそうでもないんだけど、
簡素で落ち着いた雰囲気。

何がすごいってコーヒーを+100円の500円で
ポットで出してくれるのだ。カップ3杯分の
ポットでですよ。書き物やら読み物を店で
やりたいときにこれはうれしい。

何より壁一面に張り付いた棚には千枚は優に超える
レコードがぎっしり。ジャズも多いそうで、
これは時間のあるときに見せてもらいに行かねば
なるまい。


体を壊して今日が手術だという蜜比呂人くんに
遅まきながらメールを送る。
詳細な経過は彼のブログをご参照のこと。

術後は摂生してもらいたいものである。
皆さま彼のブログに是非励ましのコメントを。

…って大げさすぎるか。まるで死病扱いじゃないか。
ま、元気に帰ってきてください。


一ヶ月間、個人的な問題を抱え込んでうんうん
うなっていたのだけど、昨日の晩やっと解決した。
自分の中で、だけれども。

状況は転がるようにしか転がらないということだ。
自分一人でに他人様の魂に与えられる影響なんて、
微々たるものであるし、考えすぎてばたばた
動き回ったところでどうしようもないのである。

要するに、長期にわたる心配事は、それとして
置いておいて、まずは自分の生活を楽しく、
良くしていかなければということ。
考えすぎると自分の心が荒れ果てるだけである。

今日は切り替えて過ごせた。明日も明後日も、
そうありたい。


HOMURAは本日通し稽古。
正直いろいろ詰まっていた部分があったのだが、
少し光明が見えた気がする。それを確かなものに
していかなければ。手持ちの時間は残りわずか。

デザイン系の仕事も詰まっていたりでなかなか
時間外に稽古がとれない毎日だが、限られた
稽古時間に集中して作品を作っていきたい。


やっといろいろな事が上向きだしそうな気配である。


思い出す夢
夢を見た。

そこは僕が高校時代に過ごした音楽室である。
僕は演劇部と掛け持ちで器楽部にも所属していた。
その練習場になっていた音楽室である。

ただしそこは8年のうちに改装されたのだろう、
立派な会議室が併設されている。そこに僕は座っていた。
時刻は24時を回ろうという頃なのに、まだ少数の生徒が
居残り、練習を続けている。

「僕らの頃は6時になったら帰されたものですけどねえ」

そう僕が語りかけている相手は、僕の後輩にあたる
現役の女の子である。もちろん夢の登場人物に過ぎず、
現実にいる人ではない。小奇麗にまとまったミディアム
カットに地味なメガネ。いかにも文化系の女子といった
出で立ちであった。あの世代独特の清潔感と潔癖さを
漂わせてる、懐かしい雰囲気の女の子。

彼女は僕に過去の記録と思われるビデオを見せてくれた。
大きく、でも客席はがらがらのホール。県のコンクールの
映像と思われる。舞台上に現れる人々。見知らぬ先輩達。
やたらでかいアフロの人やら、とにかく格好が奇抜なのだ。
しかし僕は思い出す。ああいたいた、こんな先輩。
そして僕が舞台上に現れる。松葉杖をついて、脚にはギブスが
入っているらしくパンパンである。
僕は一瞬何故かと思うが、それもすぐに思い出すことができた。

そう、僕はこのコンクールで引退する先輩のために、
花束を脚に仕込んでいるのであった。冷静に考えれば
そんなバカなという話だが、実際そんな実感があったのだから
仕方ない。

どれだけその映像を見ていたのか分からない。

その後、映像は僕がローソンで買い物をしている映像に
変わる。なぜか防犯カメラの映像である。コンクールの
帰りのようだが、店内には何故か僕一人。今でも使って
いる母親の作った浴衣を着ている。

「僕ですよ。まだ若いなあ」僕は女の子にそう言った。
女の子はただ笑ってその映像を見ている。さっきから
彼女はたったの一言も発さない。よくよく見ている
うちにその女の子が、現実の知り合いの女性のような
顔に見えてきたが、もちろんその女性が高校生である
わけはないので夢の中で僕は「気のせいだ」と思った。

そういえばコンクールの行き帰りに僕はこの浴衣を
着ていたんだっけか。そう僕は思い出すと同時に
だんだんとこのローソンで働いたことがあるような
気がしてきた。僅かの期間であったけど。

思い出した。僕はこの店で確かに働いていた。
何故忘れていたのだろう?

そう思った瞬間、僕はそのローソンのカウンター内に
いた。同じくカウンター内には制服を着たパートと
思しき30代の女性が二人。一方の人の顔は思い出せる
ような気がするが、僕が勤めていた頃の人が今でも
残っているわけがない。

僕は現実にローソンで働いていたことがある。初めての
アルバイトだった。大学一回生のころだった。だが
そのローソンとは違う。その店は奈良と京都の県境だったか、
大阪と奈良の県境だか、それとも実家の隣町だったのか、
とにかく寂しい国道にポツリと立っているローソン。

僕は制服を着ているわけでもなく、懐かしく店内を見渡した。
そこの物を見ていると、働いていた当時の思い出が
妙に生々しい感覚を伴って蘇ってくるのだ。

なぜかシフト表は当時のままで、「川淵孝次郎」だか
間違ったつづりで僕の名前が書いてある。店長はなかなか
僕の名前を正しく覚えてくれなかったのであった。

バックルームへの入り口はカウンター内にあり、
それが異様に狭いのだ。確かにそうだった。

入って二週間くらい、店長の奥さんだと勘違いしていた
パートの女性がいたんだっけか。面接の時も一緒だったし、
ほぼ毎日店長とシフトに入っていたから。でもそれは
勘違いであって、ただマネージャーという役職であった
からに過ぎない。あの時は恥をかいたなあ。

シフト表には「大家」と書いてある。
仕事を引継ぐ人で「大家」という40代のおばさんが
いて、その人がいつも遅刻する上に相当のクセモノで、
僕は彼女に対して相当に嫌悪感を感じていたのだった。

夢の中で僕は漠然と不安に襲われる。
さっきから僕はものを思い出してばかりだ。
現場に立つと実感として思い出されることばかり
なのに、どうして僕はこれらのことをすっかり
忘れてしまっていたのだろう?全部事実だったのに、
その中で心を動かしていたのに、どうして日々の
生活の中で、人は過去を忘れていくのだろう?

はたと目が覚めた。

まだ早い布団の中で、僕は思い出した過去をなくすまいと
手の中にあるように生々しいその記憶を頭の中で
リピートする。


違う。

嘘だ。全部嘘の記憶だ。全部夢だったのだ。

僕は浴衣のままコンクールに行ったこともないし、
そんなコンビニも存在してない。音楽室だって
きっと改装なんかされてないし、24時まで高校生が
クラブのために残っているはずもない。

でもそれは全て一度失って思い出した実感のあったもの
ばかりだったし、現実に戻った今も妙にリアルな
感触は未だに残ったままである。

そう思うと、僕が布団の中で、足元にどこまでも続く
青空が広がっているような、奇妙に恐ろしいような
感覚に襲われて、もはや一睡もすることができなくなった。
記憶の形作る世界はなんと曖昧であることだろう。

起き上がり、コーヒーを淹れてそれを飲み干すまで、
僕の中には夢の記憶がガサガサと一定の質量を保ったまま
転がりつづけ、そして今、こうして文章にすることで
完全に夢の中のものとして消え去った。

という次第である。


大きな不幸とささやかな不幸
本日、稽古の最終オフにしてバイトも休日。つまりは数少ない完全なる休日。

のはずが。

店長の身内の方がお亡くなりになり、そのあおりを食らってバイトに出勤せねばならなくなった。多分休日の埋め合わせはない。

時間がほしい。時間がほしい。

ああ。


IRMA COCKTAIL LOUNGE & DISCO
irma3.jpg

近くのビデオインアメリカで発掘。
基本的に僕が聞くラウンジ系ハウスやギターポップ、
ボッサ・ジャズCDの品揃えは悪い店であるが、
たまにすごいものが見つかる。それも日本もの
コンピレーションのコーナーに埋もれてるから
油断がならない。

日本人DJのセレクトによるコンピだから
日本もののコーナーに入れたんだろうが、
入ってる曲は全て外国曲なのだから、
普通ダンスコンピのコーナーに入れれば正解
なのだ。しかしここのダンスコンピコーナーは
ユーロビートやトランス系など、分かりやすい
ものしか入ってないので、店員さんも
このCDの置き所に相当困ったものだと思われる。

イタリア最大のラウンジミュージックレーベル・
IRMA(イルマ)の所有の膨大な音源の中から、
日本人のDJ・コンポーザー・アレンジャーである
FANTASTIC PLASTIC MACHINEこと田中知之が
セレクトしたシリーズの第三弾にあたるCD。

久々に大当たりの一枚。

しばらく打ち込みモノは部屋で聞くには疲れるので
どんどんアコースティックな方向に行っていたが、
久々に和んで踊れる打ち込みモノを見つけた感じだ。

しかしイタリアという国はまことにこう何というか、
何をさせてもいかがわしい。いい意味でね。

いうまでもなくルネサンス期は世界の芸術の中心だった
国だが、近代以降ではこだわりなく様々な国の
文化を受け入れ、独自に解釈して逆に世界中に
輸出しかえすことがすっかり得意な国になってしまった。

そこから映画においては、
ドキュメントモノの大虐殺映画(ほとんどやらせ
なんだけどね)やらマカロニウエスタンやら、
ゾンビ映画やら、おもにエログロ方面で大活躍な
イタリア。しかもラテン野郎の血からか、
どれも明るい笑いが底流にあると。

もちろんオサレ楽曲ばかりなんだが、
オサレであることといかがわしいことは
実は表裏一体であり、それは
元pizzicato five・小西康陽氏の仕事を
引っ張り出すのが一番分かってもらいやすい
だろう。

イタリア独特のいかがわしいオサレセンスが
凝縮された一枚。食あたりを起こす方も
いらっしゃろうが、ゲテモノオサレ人は
必聴の一枚である。


師走だブラボウ。
現実逃避気味に数日を過ごしていた。
というか大まかにはこの数ヶ月を現実逃避気味に
過ごしている。

逃避するなら逃避するで、芝居も入れず、
バイトも調整して、数日間オフにすれば
よいだけの話なのに、そこまで準備万端に
して休もうという気もないわけで。

そうこうしてたら色々なものの締め切りが
退去して押し寄せてきたので今晩は
こいつらをちぎっては投げちぎっては投げ。

1月は再び某WEB製作会社から下請け仕事を
いただけそうな具合である。実際がっつり
やったら月収が二倍に化けたりするから
素晴らしい。いい加減コンビニバイトを
減らしにかかりたいのだが…。

HOMURAの方はいよいよ12月を迎えて本格的に
稽古がヒートアップしてきた。
そうしている間に次々回出演作『桜ジェット』の
役柄決定と台本の配布。1月の稽古開始までに
台本を頭に入れていきたい。

一線でやっている多忙な役者さんは
平行して複数の公演の稽古をやっていたりする
わけで、そういう力が僕にもほしい。
ほしいほしいと言ってるだけでは力なぞ
つかんので、目下の公演もしっかり頑張りつつ
その次の下準備もちゃんと進めていきたい。

すべては自己管理。ああ自己管理。
自己管理が超絶に上手い人は、それだけで
仕事上手を意味する。超絶に上手くならなくても
いいから、せめて人並みに…。


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